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電子書籍サービスが終了するとどうなる?リスク・返金されるか調査

「電子書籍がサービス終了したらどうなるの?」「返金ってしてもらえるの?」

せっかくお気に入りの作品を購入しても、電子書籍サービスが終了すると読めなくなってしまったら困りますよね。

そこで本記事では、突然読めなくなるリスクや返金対応の可否を徹底調査しました。

また、

電子書籍配信サービス終了時の対策
サービス終了可能性の低いストアの見つけ方
サービス終了低リスクおすすめストア6選

も解説します。電子書籍サービスを安心して利用したい方は、ぜひ最後までご一読ください。

\10秒でわかる!記事まとめ/

電子書籍はサービス終了リスクあり?やめたほうがいい?

電子書籍がサービス終了により「購入作品を閲覧できなくなるリスク」は、0ではありません。

運営元の会社が倒産したり、事業撤退・委譲するケースがあるためです。

過去に、TSUTAYA.com eBOOKsや楽天Rabooなど、大手企業が運営する電子書籍サービスも終了した経緯があります。

閲覧できないリスクがあるなら利用しないほうが良いと思う人も多いですが、ほとんどのサービスで、

・ポイントでの返金
・後継サービスで継続閲覧

などの対応をしています。

利用している電子書籍サービスが終了する可能性はありますが、利用をやめるほどのリスクはないといえます。

電子書籍サービスが終了したストアの対策を検証

実際に電子書籍サービスが終了したストアを検証したところ、主に以下3つの対策がとられていました。

ポイントでの返金
後継サービスに引き継ぎ
ダウンロード作品は読める

ポイントでの返金

1つ目の対策は、サービス利用時の購入金額をポイントで返金するケースです。

ポイントの種類は、

・Ponta
・楽天ポイント
・コミックシーモアポイント

など各ストアにより様々。

全額返金される場合や、一部返金・一律一定金額を返金等異なりますが、全く返金されないケースは少ないです。

後継サービスに引き継ぎ

2つ目の対策は、後継サービスに引き継がれるケースです。

業務提携や委譲など理由は様々ですが、引き継がれたサービスで大抵の作品や購入ポイントを継続利用できるよう配慮。

後継サービスで取り扱いのない作品に関しては、返金対応をしているストアもあります。

ダウンロード作品は読める

3つ目の対策は、既に端末にダウンロードされている作品は読めるケースです。

電子書籍は、自分の端末にデータをダウンロードして閲覧するケースがほとんど。普段ブラウザ上で閲覧している人は、サービス終了までにダウンロードしておく必要があります。

ただし、端末が壊れたりアプリを削除してしまうと閲覧できなくなってしまいます。継続的に読み続けたい人は、バックアップを取っておくと良いでしょう。

過去電子書籍サービスを終了したストア一覧

これまでに電子書籍サービスを終了したストアと対応は、以下の通りです。

後継サービス対応サービス終了日運営会社
TSUTAYA.com eBOOKsBookLive!・後継サービスへアカウントごと引継ぎ
・閲覧不可作品のみTポイント返金
2014年10月31日TSUTAYA.com
楽天Raboo楽天Kobo・後継サービスへ移行
・購入金額の10%分と、利用者へ楽天ポイント200ポイントを付与
2013年3月31日楽天
エルパカBOOKS・購入金額分をPontaポイントで返金2014年2月24日ローソン
ヤマダイーブックやまだ書店・残額ポイントをヤマダポイントとして付与2014年7月31日ヤマダ電機
地球書店コミックシーモア・後継サービスでポイント還元2014年3月31日NTTソルマーレ
ダイヤモンドブックス・アプリ内の購入作品は継続閲覧可能2016年5月31日ダイヤモンド社
Digital e-hon・購入分を「BOOK☆WALKER」で利用できるポイントで返金2018年4月27日トーハン
BookGate・アプリ内の購入作品は継続閲覧可能2015年8月31日廣済堂
BooksV・購入金額分をhontoポイントで返金
・アプリ内の購入作品は継続閲覧可能

2015年9月29日
富士通
本よみうり堂デジタル・アプリ内の購入作品は継続閲覧可能2017年9月26日読売新聞社
ポンパレeブックストアスマートブックストア・保有コイン/購入作品は後継サービスへ移行2018年3月1日リクルート

ほとんどのストアで、ポイント返金や後継サービスでの移行が行われています。

BookGateやBooksVなどアプリ内購入作品は継続閲覧可能なサービスもありますが、アプリを削除してしまうと見れなくなるため注意しましょう。

電子書籍サービスが終了したストア利用者の体験談

利用していた電子書籍サービスが終了したり、その可能性に対して実際の利用者はどのように感じているのでしょうか。確認してみましょう。

ユーザーの声には、

・サービス終了でダウンロードできなくなった
・返金対応してもらえた
・終了しても対応してもらえる

といったものが見られました。

サービスが終了すると本当に閲覧できなくなるストアもあるため、あらかじめ終了時の対応を確認しておくとリスクを回避できそうです。

電子書籍ストアを選ぶ際は、サービス終了時に納得いく対応をしてもらえるのか確認しておきましょう。

電子書籍サービス終了の可能性が低いストアの見つけ方4つ

安心して電子書籍サービスを利用したい人は、以下4つのポイントを重視して電子書籍ストアを選びましょう。

運営元が大手企業
運営実績
取り扱い書籍数やジャンル数
会員登録者数

運営元が大手企業

まず1つ目のポイントは、運営元が大手企業であることです。

運営元が強固であると宣伝費はもちろんですが、ユーザー満足度を高めるサービスの向上にまで手が行き届いやすい傾向に。

使いやすく満足度の高いストアはユーザーの離脱を防ぎ、長く運営できる可能性が高まりやすいといえます。

運営実績

2つ目のポイントは、運営実績です。

運営実績のあるストアは信頼度が高く、サービス終了のリスクが低いためです。

例えば、

・運営期間
・ユーザー数
・取り扱い数

といった数字を確認しておくと、そのストアの信頼度がある程度把握できます。

運営実績が長いストアを選んでおくと、万が一サービス終了しても手厚いアフターフォローが受けられるでしょう。

取り扱い書籍数やジャンル数

3つ目のポイントは、取り扱いされる書籍やジャンルの数です。

豊富な書籍数はユーザーを飽きさせず、多ジャンル構成であれば多角的に新規ユーザーを獲得できるためです。

とはいえ、

・多ジャンルで取り扱い書籍数が多い
・出版社限定だが名作や旧作も多い
・女性コミックに特化した在庫が豊富

など、各ストアでこだわるポイントは異なります。

豊富な書籍数はもちろんですが、ニッチなジャンルに特化したストアはコアなユーザーが多いためサービス終了のリスクは低い傾向です。

会員登録者数

最後のポイントは、会員登録者数です。

利用ユーザーが多いストアは満足度が高く、安定した売り上げを保ちやすい環境。宣伝広告費も捻出しやすいため、新規ユーザーも増加しやす傾向にあります。

そのため簡単にサービス終了するリスクは低く、安心して利用できるストアである可能性が高いです。

電子書籍サービス終了のリスクが低いおすすめストア6選

ここからは、実際に電子書籍サービスが終了するリスクの低いおすすめストアを紹介します。

運営元運営開始日作品数取扱ジャンル会員数特徴
ebookjapan
株式会社イーブック
イニシアティブジャパン
2019年2月28日100万冊以上少女/女性/少年/青年/異世界書店/
TL/BL/ハーレクイン/ラノベ/
文芸・ビジネス・実用/
まんが雑誌/雑誌・グラビア/アダルト
2,000万人以上・品揃えが豊富
・Yahoo!ブックストアと統合
・初回70%OFF×6回
DMMブックス
株式会社
DMM.com
2021年3月に再スタート98万冊以上少年・青年・大人向け/
少女・レディース・ロマンス/
BLコミック・小説/TLコミック・小説/
ライトノベル・小説・文芸・雑誌
・ロマンス小説・官能小説/
ビジネス・学術・語学・雑誌・
雑学・エンタメ・趣味・暮らし
・健康・美容・旅行/写真集
4,100万人以上・ジャンルが豊富
・初回限定90%OFFクーポン
・成人向けもあり
コミックシーモア
NTTソルマーレ
株式会社
2003年11月137万冊以上少年・青年/少女・女性/BL/
小ライトノベル/TL・レディコミ/
小説・実用書/雑誌・写真集/
ハーレクイン/オリジナル作品/オトナ
4,000万人以上・セールやキャンペーンが多い
・実績ある老舗ストア
・読み放題プランあり
楽天Kobo

楽天グループ
株式会社
2012年7月19日400万冊以上少年・青年/少女・レディース等/
小説・エッセイ/ミステリー・サスペンス/
ライトノベル/ビジネス書/学習参考書/
絵本・児童書/写真集/
BL・TL/雑誌/洋書/アダルト
84,4百万人・出版社別イベントがある
・楽天ポイントが貯まる/使える
・月額料金無料
kindle Unlimited
Amazon.com2016年8月3日200万冊以上少年・少女コミック/青年・女性コミック/
イラスト集/イラスト集/コミック雑誌
累計250万人以上・三か月無料体験あり
・読み放題あり
honto
・大日本印刷株式会社
・DNPグループの書店
・株式会社トゥ・ディファクト
3社共同
2012年5月70万冊以上女性・男性コミック/ライトノベル/
小説/文学/ビジネス書/
雑誌/写真集/BL・TL
800万人以上・新規登録70%OFF
・レーベルも豊富に取り揃え

これら6社はサービス開始10年以上、大手企業が運営する電子書籍ストアです。

ebookjapanはLINEヤフーと協力・連携して運営するため、ユーザー満足度が高いサービスを提供しています。

どの電子書籍ストアを選べば良いか不安がある方は、サービス終了のリスクが低い以上6サービスから選ぶと間違いありません。

>>ebookjapanの口コミや評判をチェック!
>>DMMブックスの口コミ・評判をチェック!
>>コミックシーモアの口コミや評判をチェック!

>>漫画におすすめ電子書籍ストア25選をチェック!

電子書籍サービスの終了が不安な人必見!4つのQ&A

最後に、電子書籍サービスが終了してしまうことへの不安を感じる方の、よくある質問をまとめました。確認しておきましょう。

電子書籍は買い切りでサービス終了するの?
電子書籍サービス終了によるデメリットは?
電子書籍はサービス終了すると返金される?
コミックシーモアやamazonで配信終了した電子書籍は消える?

電子書籍は買い切りでサービス終了するの?

電子書籍は買い切ると在庫がなくなる訳ではないため、サービスは終了しません。

電子書籍には、以下2つの型があります。

買い切り型・購入すると何度でも読める
・端末にダウンロードするとオフラインでも読める
読み放題型・月額利用料金内で何度でも読める

「買い切り」とは作品を購入するシステムですので、サービス終了後も後継サービスやダウンロードデータで閲覧できるケースがほとんどです。

電子書籍がサービス終了によるデメリットは何?

電子書籍のサービス終了によるデメリットは、購入作品が閲覧できなくなるケースがあることです。

通常電子書籍サービスが終了する際は、

・後継サービスへ移行
・返金対応

されるパターンがほとんど。

しかしごく一部のケースで、サービス終了後に購入作品を閲覧できないケースがあります。

これは、電子書籍サービス終了に伴う、最大のデメリットといえるでしょう。

このようなデメリットを防ぐためにも、サービス終了のリスクが少ない電子書籍ストアを選ぶ必要があります。

>>もう一度サービス終了リスクの低いストアをチェック!

電子書籍はサービス終了すると返金される?

電子書籍はサービス終了に伴い、購入代金が返金されるケースがあります。

これまでに、

・Digital e-hon
・BooksV
・じぶん書店

などのストアで、返金対応されています。

ただし、返金はポイントやQUOカードで行われるケースがほとんど。現金での返金ではないため、注意しましょう。

コミックシーモアやamazonで配信終了した電子書籍は消える?

コミックやamazonで配信終了した電子書籍は、期限内であれば閲覧できるケースが多いです。

電子書籍には配信期限があり、有料作品は「無期限」が多い傾向にあります。ただ、中には他サービスへ移行したり、完全に配信終了するケースも。

配信終了後も閲覧したい場合は、あらかじめ端末にダウンロードして保存しておくなど対策しておきましょう。

電子書籍サービス終了に悩む人は口コミと最新情報をチェック!

電子書籍はサービス終了になるケースもありますので、ストア選びはしっかり比較・検討後慎重に行う必要があります。

本記事をまとめると、

・電子書籍サービスは終了するリスクがある
・サービス終了後は
返金」「後継サービス移行」等の対応あり
・電子書籍はサービス終了リスクの低いストアを選ぶ

電子書籍は「サービス終了」時にリスクはあります。ですが、リスクを考慮しても、「いつでもどこでも読める」「大量に持ち運べる」というメリットがあります。

ストア選びを考慮すればリスクも回避されますので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。

>>もう一度サービス終了リスクの低いストアをチェック!

>>漫画におすすめ電子書籍ストア25選をチェック!

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