飛信隊は干央らとともに馮忌を撃破。秦本軍・蒙武は趙軍李白・渉孟らと激戦を繰り広げます。
秦軍最大の難敵・李牧が初登場する、第13巻のあらすじや感想を調査しました。
これから初めて読む人、最新刊に備えて復習したい人はぜひ最後までご一読ください。
※最新情報は各サービス公式サイトよりご確認ください。記事内の金額は全て税込表示となります。
- 信は馮忌を討ち取る
- 王騎は攻め刻で全軍総攻撃を仕掛ける
- 龐煖は一人で秦軍野営地を襲撃

キングダム13巻ネタバレあらすじ・表紙も確認!
作者 | 原泰久 |
出版社 | 集英社 |
あらすじ | 趙本陣に迫った信は、ついに馮忌を撃破。 守備の李白と戦う蒙武は、圧倒的武の力で 趙本陣を後退されることに成功する。 趙軍を追う最中、秦軍の野営地に突如龐煖が 表れる。次々と蹂躙されるが、信と羌瘣は 立ち向かう。 |
キャンペーン価格 | 楽天Kobo:初回購入金額ポイント70倍 ebookjapan:初回限定70%OFF DMMブックス:初回限定90%OFF |
名声
見事馮忌を討ち取った信に、干央は「殿より隊に名を授かったか?」と尋ねる。”飛信隊”と答えると、干央は「趙将馮忌の首!飛信隊 信が討ち取ったぞォ!!」と勝鬨を上げた。
本陣の趙旗がおろされ秦の旗が立つと、遠くから戦を見守る貂も歓喜の声を上げる。喜びも束の間、残した飛信隊を探す精鋭部隊。姿が見えず絶望するが、渕たちを羌瘣が見つけ出す。
その頃趙中央軍は蒙武の執拗な攻めを受け、趙将・李白は対応を迫られていた。趙左軍・渉孟は進撃、万極の第二波が秦右軍を崩し王騎の本陣に迫るも、退却のドラが鳴り響く。
緒戦を終えた飛信隊は、功績を上げたものの多数の犠牲を出し静まり返っていた。そんな飛信隊の元を訪れた王騎は、「こういう時こそ大騒ぎですよおォ」と信を激励。
そして、「この部隊に隊名を与えた意味が分かりますか?」と信に尋ねる。「呼びやすくするため?」と答えるが、王騎は「覚えやすくするためです 味方も・・・敵も」という。
そして、干央が馮忌を討ち取ったあの場で飛信隊と高らかに明かしたことで、趙軍内でも”飛信隊 信”の名が広まっていると教える。
また、それなりの実績ある馮忌を討ち取ったことで、信の名は中華全土へ広まるという。一瞬の間ではあるが、こうして少しずつ名を広げていくことに意味があると信は気づく。
化物・蒙武
王騎が信の元を訪れていた頃、蒙武は趙中央軍の将が”守備の李白”であることを知らされる。
二日目の戦が始まり、秦軍の主攻は中央軍・蒙武となり正攻法の削り合いが始まる。昨日から続く趙軍の斜陣に対し、蒙武は自らが先頭に立ち錐行突撃を仕掛ける。
中華が認める守備の将軍・李白に対し、真っ向勝負をする蒙武。一日目はかわされ続けた斜陣を、いとも簡単に突破する。その様子を見た王騎は、蒙武が”練兵”していたと断言。
烏合の衆であり騎馬隊と温度差のある歩兵を、同じ士気に引き上げるため最小の被害で初日を戦った蒙武。傍から見れば李白にやられているようだが、蒙武軍の歩兵は一方的に自分たちが攻めるこで自信をつけていた。
自信を持った兵に次々と斜陣を破られると、李白は陣を変形。囲い込み一気に討とうとするが、蒙武は圧倒的武力で策を凌駕。残兵をも、蒙武軍が殲滅してしまう。
名は通っているものの、評価が定まらない蒙武。一人よがりに暴走する武人の印象が強いが、実際は”軍”に関する理解が非常に深い。これも”昌平君と共に成長してきた影響”か、と王騎は思いを巡らせる。
攻め刻
戦は三日目に突入したが、止まらない蒙武の攻めに戦局は大きく動こうとしていた。そんな蒙武に対し趙軍は全軍で攻める策をたてるが、王騎はそれも読んでいた。
本陣に蒙武を呼んだ王騎は、自身の第1~5軍全てを蒙武に預けるゆえ”全軍で一気に趙本陣を攻め落とす”よう告げる。
四日目は秦軍・趙軍ともに、作戦がばれないよう昨日と同じ装いで戦いはじめる。口火を切った蒙武に続き、秦全軍が動き出しすと趙将たちは一様に動揺を見せる。
常に一手先を読む王騎に対し、趙大将代理・趙荘は本陣を動かすことに。
李牧登場
戦況が急展開を始めた頃、貂たちが陣取る山城跡に李牧とカイネが現れる。
山間に戦場を移した趙軍を、蒙武は追うことを決める。無論その判断を蒙武に任せていた王騎だが、追い討ちの範囲は趙本陣だった山が見える範囲と約束させていた。
追ってきた秦軍を確認した趙荘は、その地に用意された罠にかかるよう深く引き込んでいく。
その頃本陣を移動させようとする王騎は、違和感を覚えていた。あらかじめ練ってある策の気配は感じ取れるものの、趙大将をあぶり出すために王騎は動きだす。
秦軍の移動を見た李牧は、貂たちに戦場が見える山城跡へ移動しないかと誘う。当然警戒する貂たちだったが、剣を預かることで馬車への同乗を許す。
龐煖現る
野営する信たちだったが、羌瘣は異様な気配に感づく。その頃、録鳴未・干央連合軍の野営地に一人の男が現れる。
何かを感じた信も気配の元を訪れるが、敵軍は見当たらない。しかし、守備の一隊は全滅している。「でっけェ男が一人で皆殺しにした」という兵は、「あっちに行ったべ」と指さす。その方向は、飛信隊の野営地だった。
敵襲のドラに配置についていた飛信隊だったが、大男に殲滅されていく。その様はまさに”天災の如く”で、圧倒的暴力を前にし抗うことができずにいた。
駆け付けた信が止めに入り、戦闘が始まる。羌瘣も加わると、大男は「我を呼んだのはお前のようだな 子供だが命をもらうぞ」と宣言。そして、「我武神龐煖也」と名乗った。
羌瘣と挟み込むが、全く信の方は見もしない龐煖。戦いが始まった瞬間信に襲い掛かった龐煖は、一気に吹き飛ばす。
羌瘣も吹き飛ばされたが、次の瞬間「トーン タンタン」と唱え始めた。
キングダム13巻感想・考察

功績を争う戦場であっても、信の名声を上げることを選んだ干央。手柄を取らせるだけでなく、敵陣にも”飛信隊 信”の名を知らしめる干央の粋な計らいは惚れ惚れさせられますね。
干央にも、信が後に大将軍へと成長する姿が既に見えていたのかもしれません。
蒙武の初日の被害は六百だと報告を受けた王騎は、すぐに初日は練兵していたことに気付きます。攻めだけの武将だと思われる蒙武だが、実は”軍”に関する理解が非常に深いことを最初から見抜いていたのでしょう。
「あの昌平君と共に成長してきた影響ですか・・・」とする王騎の想像は、後の展開の大きな伏線へと繋がります。
また第13巻では、信ら秦将たちの最大の敵・李牧が登場。温厚な雰囲気ですが、この後秦軍を何度も窮地に陥れる難敵でもあります。
キングダム13巻を無料で読めるか調査

キングダム13巻を全話無料では読むことはできませんが、試し読みで読むことは可能です。
お得な初回限定クーポンを利用できるおすすめストアもありますので、比較・検討してみましょう。
無料試読み | 限定クーポン・キャンペーン | 口コミ・評判 | |
---|---|---|---|
ebookjapan![]() | 1巻 | ・初めてログイン70%OFFクーポン×6枚 ・コミックウィークエンド | >>口コミや評判をチェック! |
楽天Kobo![]() | 全巻 | ・初回購入金額ポイント70倍 ・出版社限定50%OFFクーポン ・まとめ買い15%OFF | >>口コミ・評判をチェック! |
DMMブックス![]() | 56巻まで | ・初回限定90%OFFクーポン ・全巻ポイント25~28%還元 | >>口コミ・評判をチェック! |
まんが王国![]() | 全巻 | ・3回使える20%OFFクーポン ・毎日最大50%還元 | >>口コミ・評判をチェック! |
コミックシーモア ![]() | 全巻 | ・無料登録で70%OFFクーポン | >>口コミや評判をチェック! |
BookLive!![]() | 全巻 | ・新規会員限定70%OFFクーポン | >>口コミや評判を確認する! |
まずは全巻無料で試し読みしてみたい人は、楽天Koboを利用してみてはいかがでしょうか。
コメント