張唐は毒に負けない強さを見せ、かっこいい名シーンを見せる感動巻。
桓騎の名言にも痺れさせられる、第28巻のあらすじや感想を調査しました。
これから初めて読む人、最新刊に備えて復習したい人はぜひ最後までご一読ください。
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- 王賁と蒙恬が臨時将として覚醒
- 桓騎名言による名シーンがある
- 張唐の死が泣ける感動巻

キングダム28巻ネタバレあらすじ・張唐の感動巻!
作者 | 原泰久 |
出版社 | 集英社 |
あらすじ | 蒙武の”斜陣がけ”は成功するも、媧燐は ”戦象”を利用し戦場を揺動する。 窮地に追い込まれた謄は守備固めを行い、 王賁と蒙恬を両翼の指揮官に任命。 二人は大きな戦果を残す。 成恢の毒に侵される張唐は瀕死の危機に 陥り、函谷関も陥落寸前に。 僅かなほころびを見つけた桓騎は隙をつき 地上へ降り立つと、一気に成恢の首を狙う。 |
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- 第295話|新たな姿
- 第296話|第二軍動く
- 第297話|戦象の意味
- 第298話|窮地の大抜擢
- 第299話|新たな攻略手
- 第300話|陥落の危機
- 第301話|敵の海原
- 第302話|戻らぬ覚悟
- 第303話|武将の矜恃
- 第304話|信の閃き
- 第305話|王翦の動き
第295話|新たな姿
蒙武の檄に乗せられた壁は、先鋒隊として十分な役割を果たす。
迎え撃つ楚軍・味方の秦軍ともに、蒙武が先行して攻撃しないことに違和感を感じ始めた。頃合いを見計らい、蒙武は高度な”斜陣がけ”を繰り出し”戦術勝負”をしかけることに。
【考察・感想】
秦軍・楚軍ともに、蒙武は猪突猛進型の単純な攻めのみの武将だと思っていますね。
しかし”王騎の死に負い目を感じる蒙武”は戦い方を改め、最も高度な”斜陣がけ”を繰り出します。蒙武の成長が、楚軍との戦いを大きく左右しそうですね。
第296話|第二軍動く
蒙武が繰り出した”斜陣がけ”は見事成功し、楚軍は大いに乱されることに。警戒する楚将・貝満と仁凹だったが、汗明の檄で楚兵は一気に士気を上げる。
様子を見ていた媧燐もついに動きだし、戦場には砂煙の煙幕が立ち込め始めた。煙幕が消えるとそこには戦闘兵器と化した”象”が現れ、秦軍は驚きを隠せない。
【考察・感想】
これまで策を嫌っていた蒙武ですが、見事に”斜陣がけ”を成功させますね。王騎の死から一年余りで練兵を重ね、高等戦術を駆使する蒙武軍も見事だと言わざるを得ません。
一方媧燐も、魏の装甲戦車や巨大な井闌車ばりの奇妙な兵器で攻撃をしかけます。”象”を兵器に利用する媧燐の狙いとは、一体何なのか気になりますね。
第297話|戦象の意味
暴れる象に混乱する秦軍だったが、先行していた録鳴未は象を指揮する将を見つける。初歩的な仕掛けにひっかかり象に踏みつぶされたかに見えた録鳴未だったが、見事将を討ち取ることに成功。
”戦象”が去った後、そこには媧燐によるほぼ詰みの布陣が姿を現し、謄をはじめ秦軍は窮地に追い込まれる。
【考察・感想】
現在は当たり前の動物である”象”ですが、この当時の中国には生息しておらず戦場が混乱の渦に飲み込まれてしまいますね。
それも全て媧燐の思惑通りですが、謄はどのような策で対抗するのか楽しみです。
第298話|窮地の大抜擢
窮地に追い込まれた謄は先鋒隊の録鳴未・干央には援軍を送らず、究極の守備布陣を敷く。
絶え間ない攻撃を繰り返す媧燐に対し、謄は左軍に王賁・右軍に蒙恬と両翼の指揮権を変更することを決断。
任務を引き受けた王賁と蒙恬はしめし合わせたわけではないが、”攻め続ける楚軍の背を討っては離脱する”鏡合わせのような戦いを繰り広げる。そしてこの戦術は、この戦場で大きな成果を生むことに。
【考察・感想】
窮地に追い込まれた謄ですが瞬時に優先順位を見極め、適材適所に将を配置していますね。さすが、王騎が認める程の頭脳であると感心させられます。
若き世代の王賁と蒙恬の覚醒は、媧燐にとって予想外であったことは間違いありません。戦の天才に、二人がどう立ち向かうのか期待しながら読み進めましょう。
第299話|新たな攻略手
その頃呉鳳明が作った規格外の巨大な床弩車隊により、函谷関に杭が撃ち込まれていた。杭に繋がれた網を伝い、次々に敵は函谷関に上り始めてしまう。
守る蒙驁・桓騎・張唐だが、成恢の毒に侵された張唐の持ち場は早くも落とされかける。
桓騎に援軍要請をかけようとする部下たちだったが、張唐は国を守る覚悟のない桓騎を頼ることを許さない。
【考察・感想】
呉鳳明の武器を作る技術は、あの李牧でさえかなわない才能であることがわかります。高度な戦術も駆使する呉鳳明は、今後も秦国の大きな敵となりそうです。
また函谷関を守る将が、秦国を守ることに全てを捧げる張唐と、全く興味のない桓騎という対照的な二人であることもみどころです。
考え方が真逆であっても、目的が同じである二人がどのような戦い方を見せるのかにも注目してみましょう。
第300話|陥落の危機
前夜に桓騎から散々愚弄された張唐は、頑なに応援を要請しようとしない。一方自分の才覚次第で函谷関の行く末が決まると分かっている桓騎も、高見の見物を続ける。
しかしついに張唐の持ち場に井闌車がかかると、桓騎は騎馬隊を率いて動きだす。張唐を助けに来たかに見えたが、桓騎の狙いは井闌車だった。
井闌車に煙玉を投げ込むと、一気に混乱する魏兵たち。一気に外へ出たが、それと同時に桓騎軍も地上へと降り立つ。
【考察・感想】
戦が抜群に強いと自負する桓騎は、やはり勝負所を見逃しませんね。身を切ってエサを差し出すからこそ、大きな魚を釣れる戦術眼はやはり天才だと認めざるをえません。
前日井闌車を焼き払ったことも、全てこの日井闌車を利用するためのエサ撒きだったと仮定すると、恐ろしい策略家であると断言できますね。
第301話|敵の海原
地上に降り立った桓騎たちは、魏軍の旗を奪い取ると一気に混乱する戦場を抜け出す。その後ろからは、魏の甲冑に着替えた張唐の姿も。
一方桓騎が地上に降り立ったことに気付かない魏・韓軍は、決戦の場となっている函谷関に意識が集中。
それを読んでいた桓騎は堂々と敵の大海原を渡り、韓軍総大将・成恢の首を狙う。
【考察・感想】
敵陣に少数で乗り込んだ桓騎軍は不安にかられますが、桓騎の名言「心配すんな 全部上手くいく」に痺れさせられますね。
また、桓騎の大胆な戦を目の当たりにした張唐も、その才能を認めざるを得ません。一見ふざけた戦い方ですが全てが理に適っている桓騎の戦術は、本物であるといえますね。
第302話|戻らぬ覚悟
函谷関攻めに意識が集中する成恢は、魏兵に紛した桓騎に肉迫されてしまう。
桓騎とともに地上に降りた張唐に”全体の指揮”を依頼された蒙驁は、”戻らぬ覚悟”を感じ取る。
瀕死の張唐ではあったが、未だ衰えない戦力で韓軍を圧倒。成恢まであと一歩と迫るが、吐血し勢いを止められてしまう。
戦略を見破った成恢はすぐさま自らの隊を動かすが、張唐は息を吹き返し再び戦い始める。
【考察・感想】
函谷関の上から、わずかに前に出ている成恢に狙いをつけていた桓騎。戦の上手さは、全体を見渡す視野の広さも関係していると考えられますね。
また、予想外の強さを見せる張唐も、さすが六将時代の猛将であると再確認させられます。身も心もまさに武人である姿に、感慨深さを感じますね。
第303話|武将の矜恃
ついに成恢と対峙した張唐は、”毒兵器”での攻撃に怒りをぶちまける。対する成恢は”毒兵器”は立派な武器として、張唐の武将論を認めない。
もはや瀕死の張唐は”戦うに値しない”と判断した成恢はその場を抜け出そうとするが、張唐にはまだ戦う力が残っていた。
”武将の力”を見せつける張唐は、背を向けて逃げ出す成恢を真っ二つに斬り捨てついに討ちとることに成功する。
【考察・感想】
武人としての生き方を貫きたい張唐と、新たな兵器”毒”をもって戦を制したい成恢。これも正に、新旧の時代の移り変わりと言えるのではないでしょうか。
どちらが正解とは決まっていませんが、やはり”戦を美しい”と考える六将時代の武人・張唐。そんな彼にとって、”姑息に毒と戯れる成恢”や”愛国心のない桓騎”の力は認めたくない存在なのでしょう。
第304話|信の閃き
見事成恢を討ち取った桓騎と張唐だったが、その見返りとして桓騎の持ち場は大いに侵略され望楼に火の手が上がってしまう。
合従軍本陣にも成恢討ち死にの急報が入り、李牧と春申君は桓騎の仕業であると確信する。
その頃激戦を繰り広げる麃公軍と趙軍の戦いは均衡し、趙将・慶舎は麃公が罠にかかるのを待ち続けていた。
慶舎をおびき出したい麃公に、信は”麃公をおとり”にし自分が討つことを提案。承諾した麃公は、作戦を決行することに。
【考察・感想】
桓騎の周到な策略で決着がついた韓・成恢との闘いですが、次は”本能型”麃公と信対”本能型”慶舎の戦いが描かれます。
”知略型”桓騎の戦と異なり、強力な武力で挑む”本能型”の対極的な戦に注目してみましょう。
第305話|王翦の動き
咸陽には”函谷関の危機”と”王翦失踪”の急報が入り、元々信用ならない王翦に対し皆は疑念を抱き始める。
王翦は燕・オルド軍に急所を襲われ、退くことを即決。王翦が築いた砦を占拠したオルドは、ついに函谷関の裏へとつながる大断崖の端へと迫る。
一気に断崖を登り始めたオルド軍だったが、その様子を反対の崖から王翦がしっかりと見張っていた。
【考察・感想】
咸陽の首脳陣からも全く信用のない王翦ですが、武将としての実力は認められており要所を任せられています。
同じ”知略型”の武将ではありますが、桓騎とは全く異なる戦い方が見れるため王翦の戦いも目が離せません。
キングダム28巻感想・考察

”知略型”の武将・媧燐・桓騎・王翦に対し、”本能型”の麃公・信・慶舎といった全く戦い方が異なる武将が集まる合従軍編。
しかもそれらの武将に加え知略型の極みといえる李牧・春申君や、武器作りの天才・呉鳳明・毒兵器を操る成恢など中華全土の武将の戦いが見れるため目が離せませんね。
一対六の戦いで今こそ一丸にならなくてはいけない時ですが、全く愛国心のない桓騎・王翦が要所を守るなど不安要素も多く見られる秦軍。
やはりこの戦も、”本能型”の信が鍵を握りそうですね。
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